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平山行政書士

ブログ

尊厳死宣言書について

今回は尊厳死宣言書についてお話いたします。

尊厳死とは、将来治る見込みのない病気にかかり回復不能な状態になった場合に、人間としての尊厳を保つため、延命のためだけの治療行為を中止するという考え方です。
ただ患者の苦痛を除去するために死期を早めるための治療行為を行う安楽死とは区別されます。

尊厳死の要件とは、患者が治療不可能な病気に冒され、回復の見込みがなく死が避けられない末期状態であること。
治療行為の中止を求める患者の意思表示が存在すること。
中止の対象は疾病を治療する・対症療法・生命維持の措置です。

ただしこれらがすでに法的に容認されているわけではございませんので、誤解のないようお願い致します。

ここでいう尊厳死宣言書とは、尊厳死を望むということを公正証書で行うという、一つのやり方です。
このとき、2名以上の医師の診断があること。
あらかじめ家族の了承を得ておくこと。
任意の意思表示であること。
その他、尊厳死宣言に沿った対応をした医師等が刑事訴追等を受けないようにするための配慮をしておくなどもあります(刑事訴追等の回避の要望を尊厳死宣言書の中に入れておくなど)

なお、これはこういった方法もあるということであり、尊厳死などは許されるべきではないという考え方もありますので、あくまでも本人の意思表示のひとつであるとお考え下さい。

今日はこの辺で。