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平山行政書士

ブログ

40代の遺言 2

前回の続きです。

一つの例として、60代後半から70代前半にかけて、遺言書を作成しようと思ったとします。
相続でトラブルになるケースとして考えられるのは、被相続人と前妻との間に子がいる場合です。

今の状況に沿って遺言書を作成しようとします。
再婚して子がいる場合に多いのが、前妻との間の子とはもう何年もあっていないこともあってついつい軽く考えてしまいがちです。
前妻との間の子というのはよほどのことがない限り、法定相続人としての立場を得ることができる存在です。

もう何年も合っていないのはすべてその子に非があるからでしょうか。
そもそもの原因を作ったのは誰なのでしょうか。

日本では第一子誕生の時の年齢は男女とも30代前半です。
離婚も男女とも30歳~35歳くらいが最も多く、次に多いのが男性の場合は35歳~39歳、女性は25歳~29歳です。

40代のころでいえば、まだ未成年の割合が多いと言えます。
この時期のこの子に対する想いと今とではまったく違うかも知れません。
もちろん時が経てば変わるのは仕方がないことです。
ただ、その子があなたの子であり、その当時どういう想いを持っていたかを一つの記録として残しておくのは決して悪いことではないのではないでしょうか?

前回も書きましたが、その時々の現状を書きしるしていくと考えて頂ければいいと思います。

これはあくまでも例として書いたものです。
何かを批判しているわけではありません。
念のため。

今日はこの辺で。

40代の遺言

今回は手続きとは違う形で、気楽にお読みいただければと思います。

40代で遺言?ちょっと早すぎるでしょ!
大抵の人はそう思うのではないでしょうか。

意識付けととらえて頂くのがいいかもしれません。

遺言書を作成するということに抵抗を覚える人はまだまだ多いですし、または書こうと思いながら結局書かないこともあります。
いざ作ろうと思ったとき、その時の状況だけを見てしまうことがあります。
だったらその時の状況というのを何度か作ってしまえばいいし、それをそのときの思いとして記録に残しておくと考えればいいのです。

まずは今の状況に合わせて自分の思いを書いてみては如何でしょうか?
遺言書は何度でも作り直せますので、状況または考えが変わればその都度作り直すということが可能です。
ではなぜわざわざ遺言書なのでしょうか? メモでも、日記でもいいのではないか!
ですが、メモや日記が何十年も残っているでしょうか?
遺言書であれば残っている可能性が高いということです。

ふと、今自分が死ぬとどうなるのだろうかと思うことありませんか?
それってものすごく強い動機になりえると思うのです。
遺言書を書くチャンスです。
なぜなら、
人は死と向きあったときに、自分の人生というものに目を向けることができるのではないでしょうか?

まず書いてみる、5年に一度、あるいは状況が変われば作り直すことで、本当に必要になったときにかなりレアな情報を得ることができると思います。
そのときはできれば、公正証書遺言書を作成されることをお勧めします。

今日はこの辺で。

公正証書遺言

今回は公正証書遺言のことについて書きます。
やはり揉めないために遺すという遺言の性格上、公正証書遺言が一番無難な選択かもしれません。
無効になったり、変造・紛失したりするリスクが少ないことや、文字を書けない方も作成することができます。
多少費用がかかったり、公証役場に足を運ばなければいけないなどはありますが、そこをクリアできるのであれば、メリットは非常におおきいのではないでしょうか。

公正証書遺言作成に際して用意するものは、
遺言者の実印と印鑑証明書(3か月以内)
相続人の戸籍謄本や住民票、受遺者(遺贈の場合)の住民票
各証人の住民票と認印
不動産登記事項証明書や固定資産税評価証明書(遺産に不動産がある場合)
預金通帳や株券の写し(遺産に預金や株式がある場合)
法人登記事項証明書、代表者の印鑑証明書(受遺者が法人の場合)

公証人の手数料は、目的物の価格に応じて定められています。
公証人が出張して作成した場合は50%加算されます。
それに加え、公証人の旅費・日当が必要となります。

今日はこの辺りで。